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HaswellでXPを

とりあえず暫定公開

 

はじめに 

HaswellになってXPが公式でサポートされなくなりました。
特に大きな理由があったわけではなかったのですがXP環境をまだ残しておきたかったのもあり、XPと8.1のデュアルブートに挑戦しました。
正直細かいところはあまり覚えていないので参考になるか分かりませんがお役に立てれば幸いです。



もくじ

1. SP3適用済WindowsXPディスクの作成
2. WindowsXPをIDEモードでインストールする
3. XP対応ドライバのダウンロードとインストール
4. SATA支援ツールを使ってAHCIモードで使用できるようにする
5. Windows8.1のインストール
6.デュアルブートの項目名の変更
7. USBの設定を変更する


なお、コンテンツ順に並べるためブログ内の日付はあまりアテになりません。
自分用の記録のようなものですので参考にされる方は自己責任にてお願いしますm(_ _)m




開設日 : 2014.03.13

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Category: おしらせ

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1. SP3適用済WindowsXPディスクの作成 

WindowsXPのインストールをする際には必ずサービスパック(SP)3が入っている必要があります。手持ちのXPにSP3が入っていない場合はあらかじめSP3を適用済みのディスクを用意しなければなりません。

今回は「SP+メーカー」というソフトでSP3の統合インストールディスクを作成します。
「SP+メーカー」はwindows2000・XPでオリジナルインストールCDを元にSPやその後にリリースされたアップデートを適用させたブート可能なISOイメージを作成、一括インストールディスクを作成できるフリーソフトです。

またWindowsVista,7,8などでもSPやその後に公開されたアップデート適用済みインストールISOイメージ、またはHotFix専用インストールディスクの作成も可能です。

ダウンロード

A.K.Office  SP+メーカー http://www.ak-office.jp/software/winsppm.html


動作環境

Windows 2000/XP/Vista/7/8 + Visual Basic 6.0 ランタイム Service Pack 6 以上がインストールされた環境、DVD-Rなどの光学ドライブ。

インストール

ランタイム同梱のインストール版とLzh版があります。
Zip版は解凍するだけで使えます。今回はこちらを使用しました。
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2. XPをIDEモードでインストールする 

SP3適用済みWindowsXPディスクの作成 が終了したらインストールです。


1.BIOSでSATA動作モードをIDEモードにする

もともとIDEのHDDに入れるというパターンはほぼ無いと思いますが…。
SATAのHDDやSSDにAHCIモードでインストールする場合、XPはAHCIドライバが別途必要になるためF6ドライバをFDに入れておいてXPのインストールの段階で適用させます。

そのためだけにわざわざFDDを購入しFDにあらかじめF6ドライバを用意していたのですが、どうにもこうにもやはりインストールできずブルーバックの嵐になってしまったので・・・諦めました。

とりあえずIDEモードでインストールしてしまいます。

BIOSを起動してSATAの動作モードをAHCIからIDEへ変更します。
最近のBIOSはマウスで操作できるんですね。

SATA動作モード


2.XPをインストール

あとは通常通りXPをインストールします。
BIOSでブートの優先順位を光学ドライブにして再起動。勝手にXPのディスクを読み始めますのでふつうにインストール。
AHCIモードで手間取っていたのもなんのその。あっさりインストールできました。
あとはふつうに初期設定を済ませます。


ここでIDEモードにしたものは後でなんとかする方向です。

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3.XP対応ドライバのダウンロードとインストール 

続いてXPの各種ドライバを入れていきます。
マザーに付属のドライバディスクには当然XP用のドライバがありません。

デバイスマネージャー

1. イーサネットコントローラとオーディオドライバ

とりあえずはネットに繋ぎたいのでイーサネットコントローラのドライバを探します。
XPのPC自体はまだこの段階でネットに接続できていませんので、当然別のパソコンでドライバをダウンロードしてインストールすることになります(今更)
マザーの説明書に仕様が書いてあるはずなのでそれを頼りにメーカーのサイトからドライバを探します。


今回使用のマザー : H87M-PRO


説明書には Realtek 8111G ギガビット・イーサネット・コントローラー
と記載されているのでRealtekのサイトへ行きダウンロードページからXPのドライバを探します。

・ Realtek ダウンロードセンター
・ Realtek PCIe GBE Family Controller Series Drivers

またはインテルからダウンロードするという方法も。

・ インテル・ダウンロード・センター

検索窓に"realtek"と入力して検索ボタンをクリックします。

realtekで検索

あとはOS→XP Home Edition タイプ→ドライバ と選択すると絞り込まれます。

絞り込みの結果

オーディオもちゃっかり見つかります。


正直どっちを使ったか忘れてしまいました。
どれかが引っかかればOKくらいの感じで試してみれば大丈夫だと思います。たぶんインテルの方から入れたような気がします。曖昧で申し訳ないです。

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4. SATA支援ツールを使ってAHCIモードで使用できるようにする 

XPのインストールをIDEモードで行っていたのでこれをAHCIモードに変更したい。
XPだけならそのままでも問題ないのですが、今回は最終的に8.1とXPのマルチブートをしたかったので、せっかくならAHCIモードで出来るようにしておきたかったのです(前置き)

とてもとても参考になりましたサイトさま
補助的な日記



1. F6ドライバをダウンロードします

・ インテル・ダウンロード・センター から
・ インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー・ドライバをダウンロードします。

検索するときは「F6」で検索 → XP で絞り込み → インテル6シリーズ~ と辿ると分かりやすいと思います。
ダウンロードするファイル名 : f6flpy-x86_11.2.0.1006.zip (32bitの場合)


2. ドライバのデバイス情報を書き換えます。

展開すると中に「iaAHCI.inf」というファイルがあります。
これをテキストエディタなので開きます。
中の[INTEL_HDC.ntx86]という項目と[Strings]という項目のところに情報を追加して保存します。
[INTEL_HDC.ntx86]
%PCI\VEN_8086&DEV_8C02&CC_0106.DeviceDesc% = iaStor_Install, PCI\VEN_8086&DEV_8C02&CC_0106
%PCI\VEN_8086&DEV_8C03&CC_0106.DeviceDesc% = iaStor_Install, PCI\VEN_8086&DEV_8C03&CC_0106


[Strings]
PCI\VEN_8086&DEV_8C02&CC_0106.DeviceDesc = "Intel(R) 8 Series/C220 Chipset Family SATA AHCI Controller"
PCI\VEN_8086&DEV_8C03&CC_0106.DeviceDesc = "Intel(R) 8 Series Chipset Family SATA AHCI Controller"


3. SATAモード変更支援ツールをダウンロードします

次に使用するソフトをダウンロードしておきます。
・ SATAモード変更支援ツール(旧IDE→AHCI変更ツール)
2014年3月現在の最新バージョン0.3_3 をダウンロードして任意のフォルダに展開します。


4. hardwareids.txtに項目を追加します。

こちらもそのままでは使用できません。
hardwareids.txtに必要な項目を追加します。
[IDE]
;Intel(R) 8 Series/C220 Series 4 port Serial ATA Storage Controller - 8C00
;Intel(R) 8 Series/C220 Series 2 port Serial ATA Storage Controller - 8C08
intel8_1 = PCI\VEN_8086&DEV_8C00&CC_0101, PCI\VEN_8086&DEV_8C08&CC_0101

;Intel(R) 8 Series 4 port Serial ATA Storage Controller - 8C01
;Intel(R) 8 Series 2 port Serial ATA Storage Controller - 8C09
intel8_2 = PCI\VEN_8086&DEV_8C01&CC_0101, PCI\VEN_8086&DEV_8C09&CC_0101

[AHCI]
;Intel(R) 8 Series/C220 Chipset Family SATA AHCI Controller
intel8_1 = PCI\VEN_8086&DEV_8C02&CC_0106

;Intel(R) 8 Series Chipset Family SATA AHCI Controller
intel8_2 = PCI\VEN_8086&DEV_8C03&CC_0106



INFファイルを指定してAHCI・RAIDドライバをインストール
というボタンがクリックできるようになっているはずです。

こちらの画像は全部設定終わった後のものになってしまうのでちょっと違うかもしれませんが…こんな感じです。

SATA

これでドライバが適用されればOKです。



実はこの設定をする前にWindows8.1のインストールもしてみました(AHCIモードで)
そうすると、XPを起動させるとき、8.1を起動させるときにいちいちSATAの動作モードを変更するという手間がかかります。この作業をすることで、8.1もXPも動作モードの切り替えなしで動くようになりました。

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5.Windows8.1のインストール 

Windows8.1のインストールをします。
と言ってもほぼ何も解説なし。
だって簡単だったから。


やっておくことはBIOSで
・SATAの動作モードはAHCIにしておく(基本はそうなってるはず)
・起動ディスクの優先順位を光学ドライブにしておく

だけ。
あとはWindows8.1のディスクを入れて
画面の指示どおりインストールするだけです。

8.1インストール画面


今回はXPと8.1を別々のSSDにインストールするのでどこに入れるか指定するだけ。楽ちんです。
XPのグダグダと違ってこっちは本当にあっという間に終わってしまいました。

あとはマザーボードに付属してきたドライバを一通りインストールして8.1の設定はほぼ終わりです。
簡単だね☆

Category: Windows8.1

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6.デュアルブートの項目名の変更 

ここまでで無事XPのインストールと8.1のインストールが完了しました。
電源を入れてみるとこんな感じの画面が出ているはずです。


その他のWindows

おお!デュアルブートできます!
ただこれだとXPが「以前のバージョンのWindows」となっていて悲しいです。

こちらを参考に表示を直していきます。
マイナビニュース~インストールから設定・活用まで~ すべてが分かるWindows 8大百科

1 .Windows8.1を起動させ、コマンドプロンプトを起動します。

8.1の場合画面左下にスタートボタンがあるので、スタートボタンの上で右クリック→「コマンドプロンプト(管理者)」を選択すると管理者権限でコマンドプロンプトを起動できます。
管理者権限で起動させたら「bcdedit /v」と入力して実行。

コマンドプロンプト

2. XPに割り当てられているIDを確認できます。「Windows レガシ OS ローダー」セクションの「identifier」に記述されている「{466f5a88-0af2-4f76-9038-095b170dc21c}」がIDです。


3. 書き換えます。

「bcdedit /set {466f5a88-0af2-4f76-9038-095b170dc21c} description "Windows XP"」と入力して実行します。

これで書き換え完了です。起動画面を確認してみると…

XPになってるよ!


なんということでしょう!
無事8.1とXPのデュアルブートができるようになっています!

おめでとう!ありがとう!

Category: Windows8.1

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7.USBの設定を変更する 

最後の設定になります。

大変参考にさせていただいた補助的な日記さんのこちらの記事にこんな記載が。

後に、Windows 8.1をインストールし、デュアルブートにしたのだが、この状態でXPを起動したら、USBが使えなくなるという問題が生じた。これは、BIOSのUSB設定で「Intel xHCI Mode」を「Auto」に変えたら解決した。初期設定の「Smart Auto」では、8.1を検知して、そちら用の状態にしてしまったということだろうか。

こちらも同じく再現されたのでBIOSで設定を変更し、現在は無事に使用できています。
参考までに。

Category: XPインストール

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